運動前後MRI

獨協医科大学大学院医学研究科機能学系生理学専攻にて行ってきました研究論文が公開されました。

 

下記のJ-stageのリンクから無料で論文データがPDFダウンロードできます!

 

JPTS

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jpts/29/3/29_jpts-2016-896/_article

 

Yoshida K, Akiyama S, Takamori M, Otsuka H, Seo Y: Changes in T2-weighted MRI of supinator muscle, pronator teres muscle and extensor indicis muscle with manual muscle testing. J Pays Ther Sci, 2017, 29(3): 409-412.

和名タイトル:T2強調MRIによる回外筋、円回内筋、固有示指伸筋に対する徒手筋力テストの解析

 

現在、我々の研究グループでは、0.2 T コンパクトMRI装置を用いた前腕筋の筋活動分析を行っています。

 

0.2T MRI装置

 

筋活動分析は、元来、筋電図法にて行われてきました。

 

我々、セラピストだと表面筋電図法が行われてきた歴史が長いですが、深層筋の導出が困難であったり、他の筋電位の混入(クロストーク)などのデモリットもありました。

 

最近では、超音波画像診断法などでの筋活動分析も行われるようになってきましたが、なかなか定量化した評価が難しいなどの問題がありました。

 

そこでMRI法によってこれまでの筋活動分析のデメリットを解消できないかと研究を進めています。

 

MRI法は、

 

・即時的な筋活動を観察できないこと

 

・測定時間が長いこと

 

・測定する場所が限られること

 

など欠点ももちろんありますが、

 

・非侵襲・非被曝

 

・深層筋の筋活動を観察できること

 

・筋の位置情報を把握できること

 

など筋電図法の欠点をカバーできる測定法となると考えています。

 

本研究では、従来から行われている徒手筋力検査法(MMT)の方法に準じて運動を行い、運動前後の筋活動を比較しました。

 

運動前のMRI画像がこちら

 

運動前MRI画像

 

そして、運動後のMRI画像がこちら

 

運動後MRI画像

 

上の画像は、前腕回内運動後の画像です。他の筋と比べ、白く際立っているのが活動している筋です。

 

MRIであれば深層に位置する筋の活動を可視化することができます。

 

まだ、研究の途中ではありますが、個々筋に対する適切な抵抗負荷方向を確立していけたらと思っています。

 

もしかしたら、数年後、今まで行っていた徒手抵抗方向が間違っていた?!ということもあるのかもしれませんね。。

 

最後までお読みいただけましてありがとうございました。

 

研究の詳細は、ぜひ論文をご覧ください。

 

測定方法に関する論文は、共同で研究している高森先生の論文をご覧ください。こちらも無料で論文データをPDFダウンロードできます☆

 

MRMS

https://www.jstage.jst.go.jp/article/mrms/advpub/0/advpub_2014-0090/_article

 

Takamori M, Akiyama S, Yoshida K, Ohashi Y, Hayakawa M, Yamasaki F, Ootsuka H, Haishi T, Seo Y: Changes to muscle T2 after single-finger exercise measured with 0.2T MR Imaging. Magn Reson Med Sci, 2015: 359-366.

 

 

 

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